大原沙莉選手 2度目の世界チャンピオンまでの軌跡
サンタートルのチームライダー大原沙莉選手が日本人初となる2度目のワールドチャンピオンに輝いた軌跡をご紹介
2023年IBCボディボードワールドツアーWOMENSは
開幕戦ブラジル
2戦目チリ
3戦目モルディブ
4戦目ポルトガル
5戦目南アフリカ
6戦目モロッコ(地震災害の為中止)がスケージュールに組まれた
開幕戦 ブラジル大会 優勝
昨年のブラジル大会は準優勝だった大原沙莉
パワーの無い日本に似た波質で、普段を小波で練習している日本人選手が有利とされながら
しっかり山下海果選手と決勝日本人対決
試合巧者、バリエーションの豊富さで、まだまだ後輩には負けれないと言わんばかりの内容で
優勝
2戦目 チリ大会 優勝
チリのアントファガスタ大会はリーフブレイクで初戦ブラジルと対照的な波質
安定してグッドスコアやエクセレントスコアを叩き出し
決勝でもレジェンド ブラジルのネイマーラ選手をダブルスコア以上離して快勝し
見事、IBCワールドツアー開幕2連勝を果たした。
3戦目モルディブ大会 準優勝
昨年のモルディブで自分史上最高のチューブを抜けた!と語っていたが
今年は大会前半から後半へ波がサイズダウンしたがズバ抜けた試合運び
安定感、女王の貫録?ライブを見ていても負ける気がしなかった。
準々決勝で山下海果選手と対戦でブラジル大会での対戦よりも接戦となったが
しっかり勝利し順当に決勝へ
決勝はスペイン領カナリー島のテレサ・ミランダと
0.25ポイントの僅差で準優勝
正直開幕3連勝って内容だったんですがね・・・悔しい
でもこの準優勝でワールドチャンピオンに王手になりました。
4戦目ポルトガル大会 優勝
今大会で優勝すれば2023年ワールドチャンピオンが確定する状況の中
後輩若手プロに継承する意味も込めて挑んだ大会
またポルトガル大会だけで考えると4連覇が掛かる大会でもあった。
ポルトガル・シントラ大会は大原沙莉のためにあるのか?!
どこかで聞いた名言の様に無双の強さを発揮し
若手プロの前で優勝し、日本人初となる2度目のワールドチャンピオン
そして大会4連覇が決定した。
若手プロも、その瞬間に立ち会えた事は大きな刺激になったはず!
最終戦 南アフリカ大会 3位
大会序盤オンショアでハードなコンディション
ライブを見ながら波選びむずかしそう・・・つい言葉が出てしまう
大会中盤は風が収まりライト方向へARSが決まったり
最後まで全力だった
大会最終日またオンショアでハードなコンディションとなった
その中でもエクセレントスコア8.0を叩き出したが
2本目のバックアップスコアを出せなく準決勝敗退で3位
本来最終戦モロッコ大会の予定だったが地震災害で中止
2023年の活躍は全ての大会で表彰台に上がり
優勝3回
準決勝1回
3位1回
1年を通じてこれほど世界を圧倒した選手はいたのか?
大原選手の活躍は本当に凄かった!強かった!
そして何より山下選手はじめ安見選手、我孫子選手の若手プロを
帯同させ日本を背負って戦っている1年だった。
10月帰国予定で色々な話を聞いてみたい
11月JPBA鴨川に参戦予定ではあるが
大原選手 本当におめでとうございました!
そしてお疲れさまでした。