海も秋色
	
	
	水中から上を取った右側の濃い青はボードの裏側ね。透明度が一気に上がる海を感じて秋の到来です。
	夏の暑さがいつの間にか去って秋の夜長に虫の音が聞こえる最近・・・波が全然ありません。
	なんで波が無いの???
	8月お盆ぐらいか歴史的に波が無い湘南・・・過去にこんな夏があったのか?ボディボード歴20年になった
	平林でも記憶にない状況です。 
	私が思うに波が有るか無いかの3大要素で決まると思っています。
	・低気圧や台風などウネリの基となる風が沖合で吹く事。(1番目に重要な要素)
	・地形が遠浅で砂が付いている事。(2番目に重要な要素) 【【
	・干潮、満潮がある潮周り(大潮の干潮など)(3番目に重要な要素)
	
	週間天気図を見ると日本の南海上はだんだんと『低』が賑やかくなってきました!
	ウネリの基が出てきましたね!
	・次に地形・・・最近ホームポイントに入った方はわかると思いますが、入った瞬間にガクンと深くなっていますよね。
	波乗りする人たちの会話ではこのような状況を『ドンブカ』と呼びます。
	若干浅い所もありますが・・・現状はあまり地形が良くないのは確かです!
	・潮周りは19日頃から午前中が干潮になり翌週からは潮周りが良くなります!
	天気図からみるウネリの基と潮周りは良くなるので週末から少し期待出来そうです。
	地形は波が上がると砂が動いて遠浅になる事が十分考えられるので動くことを祈りたいですね。
	さぁそして暑さ寒さも彼岸まで・・・お彼岸ですね。
	春分と秋分は、暦の上では春と秋の折り返し地点となります。
	そして、春分と秋分に昼と夜の長さがほぼ同じになり、春分以降は昼が長く、秋分以降は秋の夜長に向かいます。
	
	秋分は秋の折り返し地点⇒秋分以降、昼が短くなってゆく⇒暑さが和らぎ涼しくなる
	
	潮周りも日中の干潮と夜の干潮がほぼ同じとなり、これから冬至まで夜の干潮が引く時間帯へと移り変わって行きます。
	ですから大潮の干潮と言ってもこれからの時期は引かない干潮になります。
	
	この図は2014年冬至のタイドグラフです。日中の干潮は全然引かないのが分かります
	夜の干潮は凄い引いているか、人知れず良い波が立ってるのかもしれませんね!(笑)
	では冬になると潮が引かないから波が無いのか?って事になりますが、それ以上にウネリの基がしっかり出てきます。
	テレビの天気予報を見ていると『冬将軍』とか『西高東低の冬型気圧配置』といったフレーズをよく耳にするでしょう。
	このフレーズが茅ヶ崎のホームポイントにはウネリを届けてくれるヒントになります。
	この冬型の天気になると沖合では西よりの風がかなり強く吹きホームポイントへ恵の波を届けてくれる事が多いのです!
	
	そしてやって来た桜が咲くころの
	春分は春の折り返し地点⇒春分以降、昼が長くなってゆく⇒寒さが和らぎ暖かくなる 
	ここで日中の干潮と夜の干潮とが逆転します。日中の引きの方がグラフを見てもわかるように引く潮周りになるので
	潮周り的には夏が来たというイメージです。
	
	このグラフは2015年夏至のタイドグラフ。日中の引きは凄いですね!
	安定してスクールが出来る時期です(笑)
	
	潮周りが良い春夏と天気によって波が上がる秋冬。
	コンスタントに波が有るのは冬時期なんですよね~茅ヶ崎ホームポイントは!
	
	だから秋も冬もボディボードする人が上達するんですよね!
	さぁ週末から少し期待して波があったらたくさん良い波を乗って楽しみながら上達してくださいね!