みなさんこんばんは!
今年は何回刺されるかな???
キンカンが必須の時期になりました平林です。
みなさんに知っておいてもらいたい【クラゲ】の話
よく、お盆を過ぎるとクラゲが出る。なんて言われてますが、クラゲの種類によります!
海ですから色々な生物がいます。
クラゲが海にいても全く問題ないクラゲと一瞬でも刺されるとビリっときたり
ピリピリカユカユになってしまうクラゲ。
茅ヶ崎で身近なクラゲは、はたしてどれくらいの種類が居るのでしょう・・・
海をゆらゆらと漂い、種類によってはとてもきれいな色をしているクラゲ。
水族館などでも展示されていて、きれいな種類のクラゲを見ているとついウットリ眺めてしまいますよね。
クラゲは6億年も前から地球上に存在し、体はゼラチン質です。
なんとクラゲはイソギンチャクやサンゴの仲間なのだそうですよ。
クラゲは世界中に3000種類以上も存在しており、日本でも約200種類のクラゲが生息していると言われています。
私たちボディボードのインストラクターが毎年何回も色んなクラゲの種類に刺されている経験をもとにクラゲのブログをお届けします。
カツオノエボシ
6月中旬から7月になると夏の日中吹く南風の影響により、沖に漂っていたクラゲの一種カツオノエボシが岸に流れ着きます。
ここ茅ヶ崎でもカツオノエボシが出始めるとカツオが釣れるって地元漁師さんが教えてくれました。
カツオはカツオノエボシが好物なんですかね???
打ちあがったカツオノエボシ
見た目が青いビニール袋に似ているのが特徴的です。
10cm前後ですが足のように見える触手は2mぐらいあるものもいます。
この触手に毒があり刺されると電気ショックを受けたような痛みが走りますので、電気クラゲとも言われています。
この触手が腕や足に絡まったりすると最悪で痛い!マジでこいつが1番痛い!
(何度もやられている経験談)
痛みが長く続き、二度目に刺されるとアレルギー症状を引き起こし、最悪の場合死亡する危険性もあるそうです。
カツオノエボシの場合は多くの場合が打ち上げられているクラゲに刺されることが多いと言われています。
直径10㎝ほどしかないので、青いビニール袋のようなものを見かけても触ってはいけません。
逃げるが勝ちです。
茅ヶ崎でいうと北寄りの風が沖に向かう風ですので頭に入れておきましょう!
ミズクラゲ
海水浴場でよく見られるのはこのこのクラゲ
私たちに最も馴染みのあるクラゲがこのミズクラゲではないでしょうか。
傘の直径は15㎝~30㎝くらいあり、日本近海で普通に見ることができます。
毒はあるのですが、ほとんど痛みも感じないのが特徴的で、刺されたのに気付かないということも多いと言います。
ミズクラゲ爆弾って言って投げたり
雪合戦ならぬミズクラゲ合戦をしている元気な子供も見かけます(笑
安心できるクラゲです
アンドンクラゲ
お盆頃に発生するクラゲはアンドンクラゲと言っても良い、アンドンちゃんも、まあまあビリっと来ます!
写真のように綺麗に長いまま保たれた触手は少ないですが触手に触れるとビリっとね。
最近、家には行燈(あんどん)を見かけないですが形が行燈ににているからアンドンクラゲ
アンドンクラゲは傘を上下にして自分で水中を泳ぐし、想像より泳ぐスピードが速い
スクール中に見かけるのはペア?つがい?親子?で泳いでたりします。
個人的にはアンドンクラゲに刺される回数が一番多い
刺されると夜に痒みがきて、寝ている間にボリボリかいちゃうんですよね
アカクラゲ
名前の通り色が赤っぽく、触手の長さが2mにもなるのが特徴的です。
とても強い神経毒をもっていて、刺されると強い痛みを感じますので注意が必要です。
また長い触手は切れやすく、乾燥して空気中に漂っている刺糸を吸い込むとクシャミが出ることから、ハクションクラゲとも呼ばれています。
刺されるとやけどのような痛みがあり、ミミズ腫れや水ぶくれ、ひどい場合には呼吸困難に陥ることもあります。
実際海でみる赤クラゲはそこまで触手が長く無く水族館でみるとこんなに触手は長いんだと驚かされます。
個人的にはアンドンクラゲに比べて浅瀬では遭遇率が低いかなと思っています。
クラゲに刺されない為には・・・予防
クラゲの触手は皮膚に触れると刺されてしまいます。
特に皮膚の柔らかい所は反応が強いので皮膚を隠す物を着用すると刺されません。
代表的な物は
・ウエットスーツ
・ラッシュガード
・海用のトレンカ
これらを着用していると、皮膚を覆っている部分は、まず刺される事は無いでしょう。
日焼け防止対策にもなりますのでお勧めです。
せっかくの海、水着になって楽しみたい方は
セーフシーというローションこれは
海に入る前にこのSAFESEA(セーフシー)を塗って入ると「クラゲを寄せ付けない」のではなく、
「クラゲに仲間だと思わせることで刺されないようにする」というものです。
日焼け止めローション効果もあるので夏の人気商品です。
海に入る前30分前に塗ってから海に入る事をお勧めします。
インターネットショッピングでも発売中!もちろんサンタートル店舗でも売ってます
刺される前に対策を~!!!
刺されてしまった時の対処方法
私が大学生時代にライフセービング部に所属し教わった事を簡単に書きます。
クラゲに刺されたら
①海からすぐに上がる
②刺された所に触手が巻き付いていないか等を確認する
③触手が確認できる場合は触手を取る(ピンセット等があると理想)
なければ落ちている小枝などで取る、最悪、何もなければ爪でつまむか
指先の指紋部分は皮膚が厚いので刺されにくいです。
④触手が確認できなくなったら水で洗い流す
水が無ければ海水をくみ洗い流す。
この時、患部を手でさすったり絶対にしない事。飛び火する可能性があるので
⑤患部を氷などで冷やす
症状が酷い場合は医療機関へ行きましょう。
日本ライフセービング協会の対処方法のリンクを記載しておきます↓↓↓
クラゲにさされたら
症状が軽度であれば
キンカンやウナコーワ、ムヒなどの痒みの止めを塗りましょう。
医療機関に行き処方される事が多い軟膏が
リンデロン軟膏
リンデロンの中にはVやVGなど成分強弱があります。
処方された指示通りにお使い下さい
サンタートルでは今日も毎日ボディボードスクールを行っております。
自然相手の海ですから絶対はありませんが出来る限り安全対策を行ってスクールを開催しております。
夏でもご希望の方にはウエットスーツを着用して頂きクラゲ予防をしながら
スクールを行っておりますので海を波乗りを楽しみましょう!