WINGS AIRでシメル―島へ
朝6:30一番で荷物のチェックインをした方が良いとリオのアドバイス通り空港2階のホテルを出て3階にあるチェックインカウンターに向かう。リオは朝からご機嫌にオレンジのアディダスちゃんを履いている。シメル―島のオンシーズンは乾季で雨季の今はオフシーズンだからサーファーはそんなに多くないから大丈夫と思っていたけど、後から後からぞろぞろとヨーロピアンサーファーが並びだす。リオの話だとその日の乗客人数にもよるけどサーフボードは15本ぐらいしか収容出来ないらしい。確かに3日に1便だから満席状態だった。事前情報ではサーフボードが片道500,000RP(約5,000円)ボディボードが200,000RP(約2,000円)有料で掛かると聞いていた。しかし1KGあたり32,000RPのチャージに変更になったらしく私の荷物は14KGだったので448,000RP(約4,500円)支払う事になった。この1KGあたり32,000RPは変更になることがあるから次回も注意しておきたい。またこの支払いもクレジットカードは使えなかった。
無事全員1番グループで荷物を預ける事が出来たのでホテルに戻り朝食のバイキングで腹ごしらえをして7:45ホテルをチェックアウトして、リオに別れを告げ搭乗口へ8:50フライトのプロペラ機まではバスで。プロペラ機を見たとき、台北から台東に向かうプロペラ機を思い出した。預け荷物を運ぶカーゴを見ても我々のボディボードが無く不安のまま離陸した。
フライト時間は約1時間、最初は山なみが続いたが海にでてしばらくすると雨季とは思えない青い海が広がった。高度が下がって来てシメル―島へ近づいている。いや~シメル―まで長かった窓際からいたる所で波がブレイクしているのが分かる。
?!?!?!眼下に広がる海を見て心が弾んだ!何あそこめっちゃレフトが綺麗にブレイク。その下には綺麗な三角波。サーフポイントじゃないかも知れないけど波がある事は確実。あとは全員分のボディボード荷物が無事届く事だけを願った。
飛行機のランディングが少し流れ、ヒッヤっとしたが無事着陸。誰かさんのエルロロのランディングよりは良いよね着陸したし、なんて会話をしながら荷物を待つ。全員分の荷物が無事到着し今回宿泊するムーンビーチリゾートのスタッフがお出迎え大胆不敵な荷物の積み方でリゾートに向かう。空港からリゾートまで車で15分リゾートに到着し施設、部屋の説明を受けランチタイムに。ミーゴレンを食べてから、いよいよサーフタイムに
施設の紹介はまた次回にして
今回お世話になるサーフガイドてっきり地元の方をイメージしていたら、まさかのイケメンオージーのブライアー君が担当。ブライアーはゴールドコースト・ツイードヘッドから来たんだって。絶対にサーフィン上手いでしょ!この雰囲気は。サーフガイドの裁量でサーフトリップが決まると言っても過言ではないから、いい波の場所に案内をしてくれる事を確信した。
リゾートを出て南へ車で約30分・・・ブログではポイント名は避けさせて頂くが無人の三角波へ到着。女性陣は前にも書いたが出来るだけ肌の露出はNGなので1mmジャーフルやロンジョンにラッシュなど暑いのは承知だけど仕方ない。リーフで入るのが初めてのメンバーには、それぐらいの保護があった方が、かえって良いだろう。
無人の三角波を数秒撮影しただけで、速攻入水してしまい全く写真が無い。サイズは胸前後セット頭 たまにくるのは頭オーバーぐらいのクリーンな波だった。ライトは2か所ピークがあって更に奥に行くとレフトがある。どのピークもチャンネルがあり回り込んでゲットすればノードルフィンだ。初めてのポイントの最初の数本は特に味見が必要だ。フェイスの硬さ、巻き上げ具合、水深、開くところ、閉じるところ水量などなど最初は色々な情報をキャッチして、しっかり頭で理解しておきたい。
あとからヨーロピアンサーファーが数名入りに来たが、それでも波のクォリティーと波数、3ピークで考えれば波は余っていた。
シメルー1STラウンド・・・最高でした。
ガイドのブライアーは身長190cm手足長く細いわりにはパワーサーフィンでスプレーを飛ばしまくっていた。ブライアーが言う明日の朝はグラッシーバレルだ・・・