スクールをしていても、お店にいても、テイクオフを早くしたいという意見がかなりあります。
そこで大体の方がテイクオフを早くするのにボディボードをまず、見直す方が圧倒的に多い。
確かにボードでテイクオフが早くなるか、遅くなるかって事はあります。
が、しかし・・・それよりもフィンを見直さなければなりません!
フィンってかなり重要なんですよ!
大げさ極端に言わせて頂くとボードを見直すよりフィンを見直さなきゃ全く意味がない!
ボディボードフィンはほとんどのブランドがゴムを使用しています(シリコンを使っている所もある)
以前にゼベックフィンやヘルムフィンを製造している葛飾区の工場へ行った時に見せて頂いた生ゴム塊
みて分かるとおり輪ゴムを同じです。
新しい輪ゴムは引っ張れば伸びるし、放せば縮む。弾力性がありますよね!
出来立てホヤホヤのフィンは艶々ですね!
しかし古い輪ゴムは引っ張れば伸びっぱなしかプツプツ切れますよね?
フィンも同じなんです。ゴムは紫外線によって劣化します。これは仕方無い事。
新しいフィンは
バタ足の動き+フィンのしなり=早い推進力
古いフィンは
バタ足の動き+フィンのしなりゼロ=遅い推進力
となる訳です。
問題はいつまでも履けるから新しくするタイミングがわからないって事ですよね?!
まさか・・・こんな症状のフィン履いていてテイクオフ早くしたいとか言ってないですよね?
かかとをつまむとひび割れ
フィン履いたまま砂浜歩きすぎによる底割れ
紫外線によるひび割れ劣化
ベルト部分の劣化による裂け
こんな末期症状のフィンを履いていてどうしたらテイクオフ早くなりますか?ってスクール受けても
絶対に早くはなりませんよ!
確かに履けますよ・・・でもね。絶対に本来のフィン機能として推進力は無いのです!
海に入る回数にもよりますが、ゴムの劣化を考えると1年半~2年でゴムの弾力性はかなり落ちます。
弾力性が落ちる=遅い推進力
今履いているフィンはいつ購入した物ですか?今一度フィンを見直しては如何でしょうか?!
快適な推進力が得られますよ!