7月に入り、本格的な夏を迎えようとしています
そんな時に発生しっぱなしの台風・・・嬉しい人もたくさんいるとは思いますが、今年からボディボードを始めた人や、冬は冬眠していて復活した人、まだまだ大きい波は苦手な人にとっては、波が大きくて沖に出れない・入れないという状況でウズウズしちゃいますね
特に大きい波はパワーがあり、流れも半端ないです!
毎年の様に海で流される事故が起こってます。自分は流されている感覚は全くない恐ろしい流れ。
流れって???って方も多いかもしれないので今日は流れについて・・・。
みなさん「離岸流」ってご存知ですか?
上の写真の矢印の中、両側の波は崩れていますが、中央は崩れていません。
この崩れていない場所に離岸流が発生しています。
波が崩れていなく安全と思われるかもしれませんが,実は
沖に向かう流れがあり、危険な場所です。
そして、離岸流の早さはなんと100mを50秒で泳ぐ速さで沖に向かい流れています。
北島康介選手の100m平泳ぎの記録が58秒9ですから、離岸流に逆らって泳ぐことは、困難と解ると思います。
恐ろしくも一度離岸流の流れに乗ってしまうとまっすぐ岸を目指して必死に泳いでも、普通の人は絶対帰って来れません
もし離岸流に流されてしまったら離岸流の幅は10-30m程度です。
そのため、横に泳いで、沖に向かう流れがなくなる場所まで移動し岸に向かって戻ってください。
それは、離岸流の流れが岸と垂直方向の流れだからです。
こうして離岸流から抜けると、岸に向かう波に乗って帰ってこれるわけです。
もしはまってしまったらパニックにならない事
正直完全に離岸流のパターンにハマったと気づいたときには「超パニックになって必死にまっすぐ岸に向かって泳いでた」
これ一番体力使って疲れ果ててしまうパターンです。
「あっ!ここ波ないからここから沖に出れるじゃーん」なんて知識が無く流されてしまう方も多いので頭に入れておきましょうね!!