2018年06月01日

ボディボード選び方サイズとフレックスについて

ボディボードの選び方について
3回連続でサンタートルの平林がお伝えします。

ボディボード選び三大要素である
浮力、アウトライン、フレックスについて


いよいよ最終回の3回目の最後は
ボディボードのフレックス
にだけにフォーカスして平林の考えをお伝えします。

まずは大前提として
身長に対しての適正なボードの長さですが
ボディボードの選び方はサイズ

全長は基本的に膝から自分の唇までの長さ。
これが一番適してると思います。

 

よくおへそとかっていう位置なんですけど、
足の長い人だったらおへその位置が高いですから、
ボードが長くなってしまいます。

ボディボードは下半身で乗るものではなくて
上半身で乗るものなので、
必ず膝皿の上ぐらいから唇のところまでを、
長さにしてください。

 

ボディボードのフレックスを考える

最後にフレックスです。フレックスは何かというと
ボードの【しなり】です。

言い換えるとボード硬さになります。

写真のこのしなり

このボディボードしなりが柔らければ、
どちらかというとターンがすっと上がってきやすく
ボディボードのコントロールが比較的しやすくなります。

 

上の写真このしなりが硬い方がスピードがよく出ます。

 

ボディボードは硬い方が良いのか?柔らかい方が良いのか?

自分が腕力がある人であればしなりの硬さを
ある程度硬くした方がいいですし、
腕力がない人は柔らかめの
ボディボードに乗った方が良いと思います。

あとは体重ですね。

体重が重たい人はお腹周辺に体重が掛かりやすく
ボディボードが極端に前傾するような感じで
しなってしまう事があります。

そうするとテイクオフが遅れたりノーズが水面に刺さったりしやすい傾向があります。ですから体重がある方も、硬めのボディボードを乗った方がスムーズなライディングが出来ると思います。

 

ボディボードにはねじれる力が掛かる

写真:佐藤晃子

これは特にボトムターンの時に発生するフレックスで
曲げモーメントと言うボディボードにねじれの力が掛かります。

このねじれる力でボディボードは乗り味がかなり変わってきます。
ねじれの反発を大きくするためにボディボードには
メッシュやスキンテックやテンションテックなどという反発力を大きくするための補助素材を入れているボディボードも最近多く見受けられます。

このねじれの反発が大きくなる程にボトムターンの時にトップへ上がる力が大きくなるのでドライブターンといって、まるで波のトップへ加速するようなターンが出来るようになります。

 

ボディボードのフレックスは季節や地域で変わる

このしなりやねじれをフレックスと言いますがボディボードのフレックスは季節や地域で変わります。
水温が冷たい地域と水温が暖かい地域とではフレックスが変わりますし同じ地域でも夏と冬でもフレックスは大きく変わる事を覚えておきましょう。
ボディボードの素材は水温や気温でフレックスが変わる物なのです。

 


ボディボード選び方の最後に

今回はボディボードの選び方に対して三大要素
アウトライン、浮力、フレックスについて簡単に説明させて頂きました。
3つのポイントを参考にして自分にとって最適なボディボード選びをしてください。

大前提のボディボードの全長が適しているとして
自分にとって腕力、技量、体重、乗る波のサイズ、地域、季節など全てのバランスがボディボード選びに最重要となります

このバランスが整うとボディボードが飛躍的に上達する事でしょう!

この事を参考にして自分にとって最適なボディボード選びに役立ってもらえたら幸いです。
サンタートル平林政夫

ボディボード選び方サイズと三大要素の動画

 

 

 

●ボディボードの選び方アウトラインの記事はこちらから
//www.3kame.com/blog/7219/

●ボディボードの選び方浮力の記事はこちらから
//www.3kame.com/blog/7213/

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